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松浦 勇斗*; 松川 瞬*; 板倉 賢一*; 早野 明; 鈴木 幸司*
no journal, ,
坑道周辺の不連続面分布は、坑道の安定性評価等にとって重要な情報である。近年、不連続面の取得には3Dレーザースキャナより得られた坑道壁面点群データを用いる手法が開発されている。その際、点群から小平面を推定する必要がある。本研究では、壁面形状に沿った小平面を推定する事を目的とし、多次元粒子群最適化(MDPSO)を用いて点群に対し面クラスタリングを行った。また推定された小平面を目視で作成した参照面との類似度で評価した。結果として、MDPSOを用いた面クラスタリングによる小平面推定が従来手法よりも参照面に近い小平面を推定することができ、有意水準5%で有意差があることが示された。
田中 洋一; Zheng, X.; 玉置 等史; 杉山 智之
no journal, ,
シミュレーションに基づくダイナミックPRAでは、従来から行われる機器故障等の不確実さ評価に加え、事象発生時間等の不確実さも同時に取り扱うことができる。ただし、計算量が膨大になり、事故進展に大きく寄与する機器故障や事象を直接評価することは困難である。そこで、不確実さを考慮する入力変数に対して、他との相関が小さく少数で全体の傾向をよく表す主成分と呼ばれる変数を導き出し(主成分分析)、クラスタリング手法を用いてグループ化を行った。また、主成分に対する各変数の重み係数は事故進展への寄与度を表すものであり、時間的な要素を考慮した重要度と捉えることができる。本発表では、この手順をSBO事故のシミュレーション結果に対して適用し、少ない変数で効率的に事故シーケンスのグループ化を行った事例を示す。